ニュージーランドの園で行われる避難訓練。
Kia ora,
日本にまた大きな台風が近づいてきているようですが、
みなさま大丈夫でしょうか?
被害や交通麻痺、怪我をする方などが出ないことを願っています。
日本では9月1日【防災の日】が、
日本で起こりやすい災害(台風、高潮、津波、地震など)についての認識を深め、
それらへの対策や心構えを深められるように、
と定められているそうですね。
奥に眠っているかもしれない、
避難グッズの賞味期限切れの乾パンとか、確認済みでしょうか?
私の働く園でも、Health&Safety担当の先生が、
時々防災グッズの確認をしているのを目にします。
ちょうど、私が今担任しているクラス専用の
Art cabinet(アートなどをしまっている戸棚)の一部が
その防災グッズ置き場にもなっているので、
毎度それらにこんにちは、しています。
こちらでは、乾パンの代わりに、
普通にどこのスーパーでも手に入るようなビスケットが非常食として保管されています。
時々賞味期限が近づいてくると
先生たちのおやつとして配布されることも!
また、各クラスには、防災リュックサックがひとつあって、
その中には避難時に先生が着るチョッキや、
子どもたちを先導するロープ、
子どもたちに貼るシールなどが入っています。
チョッキは、ニュージーランドで道路工事をしている人や、
電気系統の修理をしている人、
時には自転車に乗っている人たちも着ている、
こんな感じの目立つもの!
私が今まで、
ニュージーランドの現在の園で
経験したことのある避難訓練の種類は、
この最後の訓練は、
3月にクライストチャーチであった出来事からの訓練だったのですが、
たとえ訓練だとしても、もうしたくないです…。
なぜなら、火災や地震の訓練なら、
子どもたちを遊具場に誘導して、
点呼して、
あとは歌を歌ったりお喋りして子どもたちと明るく和やかにいられるけれど、
この特殊な避難訓練は、
クラスのカーテンを閉め切って、電気を消して、
お部屋の片隅で身を潜めて静かにしていないといけないので、
もちろん怖くて泣いてしまう子もいるし、
先生たちにとっても辛い訓練だからです。
また、もうひとつ、先生たちが嫌っている避難訓練は、津波訓練!
これは、かなりの体力勝負です。
その時の記事は、こちらからどうぞ☆
有難いことに(?)、数ヶ月前に津波訓練が予定されていた頃、
先生たちの足腰の不調が続出していて、
何人かはドクターストップで仕事自体お休みしていたので、
津波訓練が延期されたままいつのまにか中止されました!
さすが、ゆる〜いニュージーランド!
かくいう私も適当なので、
まだ自分のフラットには避難グッズを用意できていません。
万が一の時に困らないように、
近いうちに用意しておくべきですね・・・!
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