ニュージーランドの平等な教育って何だろう・・・?
Kia ora,
みなさま、お疲れさまです。
月曜〜金曜に働いている私たち先生にとっては、
やっと1週間が終わりました!!
毎日疲弊してて、
仕事後にあった予定もキャンセルさせてもらったり、
子どもたちのラーニングストーリーも1つしか仕事後に完成できなかったり、
料理するパワーがなかったから、
スーパーで安売りになっていた$1のパイと
$2の缶スープを夕食にする日の連続をしてしまったり…。
今週いっぱい、
ひどい吐き気に襲われず、
熱も風邪もひかずに乗り越えられただけでも感謝です!!
最近読んだ記事で、
ニュージーランドの教育が世界でも注目を浴びているようで、
聴覚障害のある子や英語を母語としない子どもたちも、
同じクラスで平等な教育を受けられるように
特殊技能を持った先生たちがサポートしているんだとか。
詳しいことは分からないけれど、
もしかして、それは、小学校以上のことなのかな・・・ ?
私のクラスには、
重度の発達障害の子どもがいるけれど、
特殊技能を持った先生は配置されていません。
この1ヶ月でスピーチセラピストは2回だけ来てくれました。
でも、一瞬目を離しただけでトイレで遊んでいたり、
ゴミ箱をひっくり返したり、
他の子どもたちを叩いたり蹴ったり、
とことんオモチャを散らばらせたり、
素人の私たち先生には拉致があかないくらい大変です。
一対一の先生を配置しないとやっていけないけれど、
政府からは1日あたり2.5時間しか資金援助がないようで、
その子が園に滞在する10時間×5日のうち他の全ての時間帯は
今のところ園が余分に人件費をかけてくれているようです。
先生の人数が増えれば良いというものでもなくて…
耳がちゃんと聞こえない点については、
ニュージーランド手話を私たち先生も取り入れるようにしていて、
一瞬で外してしまう補聴器はどうサポートするのか…?
目がしっかりと見えない点は…?
もっと専門家のサポートが必要です。
それに、そうやって現場が慌ただしく過ぎていくので、
今までならもっと満遍なく一人一人の子どもたちのことをみて、写真を撮って、ノンコンタクトの時間にラーニングストーリーを書けていたところが、
その余裕がなくて休憩時間中や家に持ち帰ってする仕事が一気に増えました。
来月には、政府からEROも来るので、いろんなペーパーワークを完了しないといけないし・・・
(→EROについては、昔の記事をどうぞ)
もう、本当にどうなることやら、という毎日です。
でも今日は、ホリデーやら病気やらでお休みの子が多く、
38度以上の熱で早退した子どもたちも何人かいたので、
とても久しぶりに少人数のクオリティタイムを持てました✨
さらに、園から先生たちへのプレゼントも!
ふわふわのスカーフ💓
寒いニュージーランドの今に、最適!
"You are capable of amazing things!"というメッセージも、ありがたいですよね。
ぬくぬく温かくして、心身の健康に気をつけて一人ひとりの強みを活かして頑張っていきましょうー!!!