ニュージーランドでECE(幼稚園・保育園)の先生になってみた♡

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朗報☆ニュージーランド移住を目指す読者の方へ

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Kia ora,

 

この約1週間程、

ニュージーランドの人々の関心のひとつになっているものが、

政府からの予算発表について。

 

幼児教育の先生に関する発表もありました。

 

大きなもの2点をざっと日本語で要約すると、

 

1つ目は、新卒の先生への最低賃金アップについて。

 

2つ目は、働く先生が100%資格保持者の園は、政府からより高い助成金をもらえるようになることについて。

 

詳しくはそれぞれ、こちらから読めます。

Budget 2020: Big pay hike for beginning early childhood teachers - NZ Herald

 

Budget 2020: $278 million funding boost for early childhood education centres with 100 per cent qualified teachers - NZ Herald

 

まず、ひとつ目について。

 

ニュージーランドでは、

Kindergartenとそれ以外(Private and community-owned education and care centres)で、

先生の給料が大きく違うことが

長いこと問題になっていました。

 

(※日本語だとKindergarten=幼稚園、Childcare centre=保育園と捉えられてしまうかもしれないけれど、

日本みたいに文科省と厚生省が別々に管轄しているのではなく、

どちらもMinistry of Educationに沿っています。

預かり方や時間帯は、園によって様々。

だから、私のブログでは自分の園のことを幼稚園と呼んだり保育園と呼んだり、混同してるかも…?)

 

でも、この7月から、大学を卒業して働き始める先生がもらえる最低賃金の差が、

Kindergartenとそれ以外で縮められるようになるらしいです。

 

Kindergartenは人気だから、新卒で就職できるのは稀だと思うけれど…。

 

 

そして、2つ目。

 

こちらも、Kindergartenは既に先生が100%資格保持していることが多いけれど、

他の園は80%がやっとのところも多々あり。

 

私がウェリントンで働いていた時は、

ニュージーランドの幼児教育の資格を持っていない先生が担任をしていたり、

お仕事紹介所を介して、毎日日替わりで無資格の先生がリリーバーとして、

足りない先生の分を埋めてくれていたり。

 

もちろん、資格がなくても子どもたちの扱いがプロで、

人としても素晴らしい先生たちを沢山見てきたけれど、

資格のある先生がすることが多い仕事(カリキュラムを組んだり、子どもたちの成長ストーリーを作成したり、スタッフミーティングや講習会への参加義務があったり)との差が出てきてしまうことも。

 

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これらの政府発表を読んで、思ったこと。

 

それは、今後、幼児教育の先生が今までよりは大切に扱われるようになるのでは…という予想。

 

今でも既に、資格を持つ先生は職探しに困らないくらい、

ニュージーランド内ほぼどこででも仕事があるけれど、

今後はもっと先生の需要が高くなりそうな予感。

 

 

現在閉ざされている国境も、

留学生は観光客などよりも早くニュージーランドに入れるようになるかもしれないという噂も。

 

だから、NZQAでレベル7に相応する、日本でいう4年生大学に通っていて、

IELTSも達成できたとしたら・・・

 

ニュージーランドで約1年間幼児教育を学べば、

今までの卒業者よりも高い賃金からスタートでき、

仕事もひっぱりだこでゲットできる可能性あり?

 

永住権も、職業登録をする必要のある幼児教育の先生は、

こんな今の状況でも、審査第一優先に入っているようです!

 

*情報はどんどん目まぐるしく変わるので、あくまで今、予想することです。詳しいことは、ニュージーランド移民局、政府発表、大学などの情報からご確認くださいね♡