ニュージーランドで当たり前になりつつある第2言語♪
Kia ora,
この1週間、
ニュージーランドではTe Wiki o Te Reo Māoriでした!
Te Wiki o Te Reo Māoriとは、
英語だとMāori Language Weekと表記される、いわゆるマオリ語週間。
政府主導の、マオリ語を率先して使いましょう〜という1週間で、
カフェでのマオリ語を使った注文を推奨されていたりと、
日常生活で普段以上にマオリ語を見かけました。
マオリ語という言語への意識だけでなく、
もちろんマオリの文化への認識を広め、
そのありがたみに触れることもひとつの目的。
オールブラックスが、
ニュージーランド航空の職員さんたちにハカで見送られたニュースも、
ちょうどマオリ語週間とマッチしていましたね♪
この1週間、オールブラックスの歓迎に合わせて日本でもハカが披露されていたり、
ワールドカップ中にニュージーランド国歌をマオリ語と英語両方で耳にしたりする機会も増えると思うので、
ニュージーランド国内だけでなく国外(日本)でも
私の働く園でも
マオリ語週間に合わせて
マオリ語を今まで以上に使うよう心がけました。
私がいつもこのブログをKia oraで始めているように、
挨拶のKia ora/Hello,や
Morena/Good morningはすでに当たり前に使っている先生が多い、日常用語。
また、
E tū/Stand upや、
E noho/Sit downなどの指示用語も、
子どもたちに既に通じるマオリ語です。
他には、
Kai/Food、
Puku/Stomach、
Taringa/Earsなどの名詞も、頻出用語。
私たちは普段、
Eat your Kaiとか、
How's your Puku?、
Listen with your Taringaなどと、
子どもたちと使っています。
英語とマオリ語のミックスよりも
マオリ語で文章にできた方が理想なので、
この1週間、クラスによっては
Taringa whakarongo mai! (Let your ears listen).という文章を使うのを率先しているところがあったり。
私のクラスがこの1週間率先して使うようにピックアップした
【意味は知っているが、今まで日常的に使ってこなかったマオリ語】は、
Waiata/Song、
Wai/Water、
そして、使うこともあったけれどなんとなく自然にWell doneやGood jobと言い気味だった、
マオリ語バージョン、Ka pai!
私のクラスの子どもたち、1.5〜2.5歳児さんたちは
マットタイムに歌を歌うのが大好きなので、
Waiataをいっぱい歌いました♪
私がウクレレ(園で買ってもらったもの)、
もう1人の担任の先生は小さな太鼓を持っていて、
子どもたちにはカスタネットやタンバリン、鈴などを渡して、
みんなでルンルンWaiata Time♪♪
そして、モーニングティーやランチなどの時に必ず飲むのがWai。
Inuがto drinkと意味なので、
Inu wai(お水飲もうね〜)と子どもたちに伝えていると、
1人の子はコピーして【Inu wai】(いぬわ〜い)と言い出すようになりました!
そういう時、
Ka pai!!とべた褒め♡
Ka pai!は、書き言葉として使うのは当たり前だったけれど、
話し言葉ではまだ意識が必要だなーと気づきました。
日本人はマオリ語と同じ母音(A•E•I•O•U)に慣れているし、
アルファベット表記そのまま読めるマオリ語が多くて発音しやすいので、
英語に苦手意識のある人が多い日本人でも
ニュージーランドなら自信を持てる側面があるかもしれないですね☆
幼児期から子どもたちがマオリ語やマオリ文化に楽しく触れられるよう
私たち先生も頑張っていきます♡