市民権と多重国籍について
Kia ora,
前回の記事で先生仲間がめでたく取得した市民権について、「市民権とは何?」ということを紹介しようと思います。
(前回の記事はこちら★)
市民権は、ニュージーランドに住むことができる権利「永住権」を
5年以上保持してニュージーランドに住んでいる人が申請できます。
市民権を取ったら、ニュージーランドのパスポートも持つことができるようになります。
ホテルで働いていた時にニュージーランドのパスポートを時々拝見していたけれど、
あっさりしている日本のパスポートと比べて、
ニュージーランドのは、ニュージーの象徴「シルバーファーン」が付いていたり、
中身まで素敵な柄があったりして、
とても格好いいパスポート♡♡
でも、日本人は二重国籍が認められていないし、
永住権があればニュージーランド国民と同じように
医療が安くなったり、選挙に参加したりできるから、
日本のパスポートを失ってまでニュージーランド市民権を取る人はあんまりいないんじゃないかな…。
ちなみに・・・
日本の国籍法によると、
20歳未満の時に多重国籍になっている日本人は、
その子が22歳になるまでに国籍の選択をしないといけなくて、
もし20歳以上の時に多重国籍になってしまったら、
それから2年以内にどちらの国籍にするか選択しないといけないらしいです。
でも実際は、「日本の国籍を捨てます」という宣言をしないまま
多重国籍が認められている国のパスポートも持っている人は、
多重国籍のまま生活しているらしいですね。
(他国の国籍まで干渉するべきではないという考えから、見過ごされているらしい。)
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