英語は幼い頃から始めるべき?
Kia ora,
このブログで時々IELTSの話やKiwi Englishの話などをしてきていますが、
今日は初めの第一歩、「英語の勉強を幼い頃から始めるべき?」という話題で、
私なりの、in my opinion...な、個人的に思うことについて紹介したいと思います。
日本で、日本人の両親、日本人の親戚に囲まれて過ごしているとしたら、
私は「英語の勉強は幼い頃に始めるべきではない。」という立場です。
(*海外暮らしやハーフの子どもなら話は別です。)
その理由は、母語をまず第一に身につけるのが重要だし、
日本語は日本人でもある一定以上習得するのはなかなか難解だと思うから。
丁寧語、敬語、謙譲語、四字熟語、慣用句、何千何万とある漢字(常用漢字は約4000字らしい?)、とにかく最低限のマナーとして学ぶべきことが盛り沢山。
私の両親も、「母語である日本語をしっかり学ぶことがまず大切」派でした。
膨大な量の絵本を楽しみながら読んで、
子ども新聞にこども記者として参加するのを楽しんで、
「にほんごであそぼ」をテレビで観るのも好きで、、、
そうやって日本語を楽しみながら自然に叩き込んだ子ども時代だったけれど、
いまだに日本語を正しく綺麗に使えている自信はありません・・・。
(海外暮らししていると日本語を滅多に使わないから、より可笑しな日本語になってしまう。)
「母語がしっかり習得できていれば第二、第三、それ以上の言語も容易に習得できる」と説く言語学者か誰か(←詳しくは忘れた)がいたように、
私は中学生になって初めて、英語を勉強し始めました。
周りの友達のほぼ全員が、アルファベットの書き方や簡単な単語などを知っている中、
私はABCの順番から何から何まで学ばないといけなかったから、
始めは出遅れた感じがあったのは勿論!!
英語の勉強は楽しかったけれど、英語の必要性を感じていなかったから、
でも、中学3年生の時に日本・中国・韓国の子どもたち200人くらいと集会をした際、
私より幼くても、中国・韓国の子どもたちは自分の意見を明確に持っていて、
それを母語だけでなく英語や日本語なども使って伝えてきたことにかなり刺激されました。
それと同時に、日本代表として壇に上がらせてもらえていたのに、
対等に積極的に話し合いに参加できない自分にショックを受けました…。
この「私は世界規模ではまだまだ未熟すぎる存在」と思い知った悔しい経験をもとに
日本語でももっと視野を広める必要があると気づき、
世界のどこに行ってもコミュニケーションツールとなりやすい英語の勉強も高校で積極的に勉強し、
(英語の構文150などは丸暗記するためにお風呂にも貼っていた!)
高校の終わり頃に短期留学したカナダで、最低限の日常会話はできるくらいに上達していました☆
そして大学に入ってからは、英語だけでなく幅広い世界の文化や歴史を学べる専攻を選び、
隣国の韓国語、中国語、ほんのかじる程度のギリシャ語も学びました♪
バイトでは外国語を使う機会を増やすために、駅前のカフェや、ホテルのフロント係を選びました♡
ニュージーランドに来て友達からロシア語を少し学んだ時は、「なんて英語のほうが学ぶのが簡単か・・・」と感じたくらい!
IELTSで全科目それぞれ7.0を取るのは更に勉強が必要だったけど、
日常会話やワーホリでできるお仕事レベルなら、英語の勉強は義務教育になる中学校から(最近は小学校から?)でも十分だと私は思います☆☆
(何度も言うけれど、いたって個人の意見です^^)
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